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新築内覧会完全攻略!チェックポイントと準備、見落としゼロのチェックリストを公開

「新築の内覧会って、何から始めればいいの?」「どこをチェックすれば見落としがないの?」 初めての内覧会は、期待と不安が入り混じるもの。せっかくの新築住宅だからこそ、隅々までチェックして、安心して引き渡しを受けたいですよね。この記事では、新築内覧会のチェックポイントを徹底解説!準備から当日の流れ、そして見落としがちなポイントまで、具体的な写真付きで分かりやすくご紹介します。この記事を読めば、あなたも内覧会のプロになれるはず!

1. 新築内覧会とは?

新築内覧会は、新築住宅の引き渡し前に、建物や設備の状態を実際に確認する重要なイベントです。この記事では、内覧会の目的や流れについて解説します。

1-1. 内覧会の目的

内覧会の主な目的は、契約内容と実際の建物の状態が一致しているかを確認することです。図面通りに工事が行われているか、設備に不具合がないかなどをチェックします。万が一、問題点が見つかった場合は、引き渡し前に修繕を依頼することができます。

1-2. 内覧会の流れ

内覧会は、一般的に以下の流れで進みます。

  1. 受付: 担当者から説明を受け、必要書類を受け取ります。
  2. 全体説明: 内覧会の流れや注意点の説明があります。
  3. 部屋の確認: 各部屋を回り、チェックポイントを確認します。
  4. 設備・建具の確認: 設備や建具の状態を確認します。
  5. 傷・汚れの確認: 傷や汚れがないか確認します。
  6. 図面との照合: 図面と実際の建物が一致しているか確認します。
  7. 質疑応答: 疑問点があれば質問します。
  8. 結果報告・修繕依頼: 見つかった問題点を報告し、修繕を依頼します。
  9. 引き渡し: 修繕後、問題がなければ引き渡しとなります。

2. 内覧会の準備

新築内覧会を成功させるためには、事前の準備が非常に重要です。ここでは、内覧会をスムーズに進めるための準備について解説します。

2-1. 持ち物リスト

内覧会には、持っていくべきものがいくつかあります。忘れ物がないように、事前にリストを作成し、チェックしておきましょう。

  • 図面: 間取り図や設備図など、建物の詳細がわかるもの。
  • 筆記用具: メモ、ボールペン、マーカーなど。
  • メジャー: 建物のサイズを測る際に使用します。
  • カメラまたはスマートフォン: 写真や動画を撮影し、記録を残します。
  • 水平器: 床や壁の傾きを確認します。
  • 懐中電灯: 天井裏や収納内部など、暗い場所を照らすために使用します。
  • 養生テープ: キズや汚れを発見した場合に、マーキングするのに役立ちます。
  • スリッパ: 室内を歩く際に使用します。
  • 印鑑: 契約時に必要になる場合があります。

2-2. 事前に確認すること

内覧会前に、以下のことを確認しておくと、よりスムーズにチェックを進めることができます。

  • 契約内容の確認: 契約書の内容と、実際の建物が合っているかを確認します。
  • 図面の確認: 間取り図や設備図と、実際の建物の状態が一致しているかを確認します。
  • 疑問点の整理: 内覧会で確認したいことや、疑問に思っていることを事前に整理しておきましょう。
  • 内覧会の流れの確認: どのような流れで内覧会が進むのか、事前に把握しておくと、当日の行動がスムーズになります。
  • 担当者への連絡: 内覧会の時間や、持ち物、その他確認事項について、事前に担当者に連絡しておきましょう。

これらの準備をしっかりと行うことで、内覧会で確認すべきポイントを見落とすことなく、安心して新居の引き渡しを受けることができるでしょう。

3. 各部屋のチェックポイント

3-1. 玄関

玄関は、家の顔とも言える重要な場所です。入ってすぐに目につく場所なので、細部までしっかりとチェックしましょう。

  • 床: キズやへこみがないか確認します。タイルの場合は、ひび割れがないか、目地の状態も確認しましょう。
  • 壁: 汚れやキズ、色むらがないか確認します。クロスの場合、浮きや剥がれがないかもチェックしましょう。
  • ドア: 開閉がスムーズにできるか、建て付けに問題がないか確認します。ドアノブや鍵の動作も確認しましょう。
  • 収納: 内部の棚板の高さや位置が適切か、可動域に問題がないか確認します。扉の開閉もスムーズか確認しましょう。
  • 照明: 点灯確認を行い、明るさや色合いに問題がないか確認します。
  • インターホン: 映像が鮮明に映るか、音声に問題がないか確認します。

3-2. リビング

家族が集まるリビングは、快適な空間であることが重要です。以下のポイントをチェックしましょう。

  • 床: キズやへこみ、傾きがないか確認します。フローリングの場合、きしみがないか、隙間がないかも確認しましょう。
  • 壁: 汚れやキズ、色むらがないか確認します。コンセントやスイッチの位置も確認しましょう。
  • 窓: 開閉がスムーズにできるか、建て付けに問題がないか確認します。窓ガラスにキズがないか、結露対策が施されているかも確認しましょう。
  • 天井: 汚れやシミがないか確認します。照明器具の動作も確認しましょう。
  • エアコン: 試運転を行い、冷暖房の効果を確認します。異音や異臭がないかも確認しましょう。

3-3. キッチン

キッチンは、毎日の食事を作る場所なので、使い勝手と機能性が重要です。以下のポイントをチェックしましょう。

  • 床: キズやへこみがないか確認します。水漏れがないかどうかも確認しましょう。
  • 壁: 汚れやキズがないか確認します。コンセントの位置や数も確認しましょう。
  • シンク: 排水口の水はけを確認します。蛇口からの水漏れがないかも確認しましょう。
  • コンロ: 点火の確認、火力の調整ができるか確認します。換気扇の動作も確認しましょう。
  • 収納: 引き出しや扉の開閉がスムーズにできるか確認します。内部の棚板の高さや位置も確認しましょう。
  • 食洗機: 運転を行い、正常に作動するか確認します。

3-4. 浴室

浴室は、水回りのトラブルが起きやすい場所です。以下のポイントをチェックしましょう。

  • 床: 水はけが良いか確認します。滑りやすさも確認しましょう。
  • 壁: 汚れやキズがないか確認します。コーキングに問題がないか確認しましょう。
  • 浴槽: キズやヒビがないか確認します。お湯をためて、排水口からの水漏れがないか確認しましょう。
  • シャワー: 湯量や水圧、温度調節ができるか確認します。シャワーヘッドの向きも確認しましょう。
  • 換気扇: 動作を確認し、換気能力を確認しましょう。
  • 窓: 開閉がスムーズにできるか確認します。結露対策が施されているか確認しましょう。

3-5. トイレ

トイレは、清潔で快適であることが重要です。以下のポイントをチェックしましょう。

  • 床: キズや汚れがないか確認します。床材の種類によっては、掃除のしやすさも確認しましょう。
  • 壁: 汚れやキズがないか確認します。ペーパーホルダーやタオル掛けの位置も確認しましょう。
  • 便器: 水漏れがないか確認します。洗浄機能や水流に問題がないか確認しましょう。
  • 換気扇: 動作を確認し、換気能力を確認しましょう。
  • 収納: トイレットペーパーや洗剤などを収納するスペースが十分にあるか確認しましょう。

3-6. 寝室

寝室は、安眠できる空間であることが重要です。以下のポイントをチェックしましょう。

  • 床: キズやへこみがないか確認します。フローリングの場合、きしみがないか、隙間がないかも確認しましょう。
  • 壁: 汚れやキズがないか確認します。コンセントやスイッチの位置も確認しましょう。
  • 窓: 開閉がスムーズにできるか、建て付けに問題がないか確認します。遮光性や断熱性も確認しましょう。
  • 収納: クローゼットや収納の内部を確認し、使い勝手を確認します。扉の開閉もスムーズか確認しましょう。
  • 照明: 明るさや色合い、調光機能を確認します。

3-7. 収納

収納スペースは、整理整頓に役立つように、使い勝手が良いことが重要です。以下のポイントをチェックしましょう。

  • 可動棚: 棚板の高さが調整できるか、固定されているかを確認します。棚板の耐荷重も確認しましょう。
  • ハンガーパイプ: 長さや高さが適切か、強度があるかを確認します。
  • 扉: 開閉がスムーズにできるか、建て付けに問題がないか確認します。扉の素材やデザインも確認しましょう。
  • 換気: 換気口があるか、換気ができるかを確認します。
  • 照明: 照明器具がある場合は、点灯を確認します。

4. 建具・設備のチェックポイント

新築の内覧会では、建物の構造に関わる重要な部分をチェックする必要があります。建具や設備の状態は、今後の生活の質を左右する可能性もあるため、念入りに確認しましょう。

4-1. ドア・窓

ドアと窓は、家の開口部として、防犯性や断熱性、気密性に関わる重要な要素です。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • ドアのチェックポイント:
    • 開閉: スムーズに開閉できるか、力を入れなくてもスムーズに動くかを確認します。特に、玄関ドアや勝手口ドアは、毎日使うものなので念入りにチェックしましょう。
    • 建て付け: ドアと枠の間に隙間がないか、隙間が均等であるかを確認します。隙間があると、気密性が損なわれ、冷暖房効率が悪くなる可能性があります。
    • 鍵の動作: 鍵の開閉がスムーズにできるか、施錠・解錠に問題がないかを確認します。防犯上、重要なポイントです。
    • ドアノブ: ドアノブのガタつきや、破損がないかを確認します。使用頻度が高い部分なので、念入りに確認しましょう。
    • その他: ドアストッパーやドアクローザーなどの付属品の状態も確認しましょう。
  • 窓のチェックポイント:
    • 開閉: スムーズに開閉できるか、力を入れなくてもスムーズに動くかを確認します。窓の開閉がスムーズでないと、毎日の生活でストレスを感じる原因になります。
    • 建て付け: 窓と枠の間に隙間がないか、隙間が均等であるかを確認します。隙間があると、気密性が損なわれ、結露の原因になる可能性があります。
    • サッシ: サッシの歪みや、キズ、汚れがないかを確認します。サッシは、窓の性能を左右する重要な要素です。
    • ガラス: ガラスにキズやヒビがないかを確認します。また、複層ガラスの場合は、内部に曇りがないかも確認しましょう。
    • その他: 網戸の開閉、ロックの動作、クレセント錠の動作なども確認しましょう。

4-2. 電気設備

電気設備は、快適な生活を送る上で不可欠なものです。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • コンセント: 各部屋のコンセントの位置、数を確認します。コンセントが少ないと、延長コードが必要になり、見た目も悪くなります。
  • スイッチ: スイッチの動作を確認します。照明器具のON/OFFがスムーズにできるか、ガタつきがないかを確認しましょう。
  • 照明器具: 各部屋の照明器具の点灯を確認します。明るさや色合いに問題がないか、ちらつきがないかを確認しましょう。
  • 分電盤: 分電盤の位置を確認します。ブレーカーの動作を確認し、各回路が正しく機能しているかを確認しましょう。
  • インターホン: インターホンの動作を確認します。映像が鮮明に映るか、音声に問題がないかを確認しましょう。
  • その他: テレビアンテナ端子、LANケーブル端子などの位置、数も確認しましょう。

4-3. 水道設備

水道設備は、生活用水を供給する重要な設備です。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • 水栓: 各部屋の水栓の動作を確認します。水漏れがないか、水圧に問題がないかを確認しましょう。
  • 排水口: 排水口の水はけを確認します。スムーズに排水されるか、異臭がないかを確認しましょう。
  • 給湯器: 給湯器の動作を確認します。お湯が出るまでの時間、温度調整に問題がないかを確認しましょう。
  • その他: 止水栓の位置、メーターの位置なども確認しましょう。

4-4. ガス設備

ガス設備は、ガスコンロや給湯器などにガスを供給する設備です。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • ガス栓: ガス栓の位置、数を確認します。ガス栓の開閉がスムーズにできるかを確認しましょう。
  • ガス漏れ検査: ガス漏れがないか、専門業者による検査結果を確認しましょう。安全に関わる重要なポイントです。
  • ガスコンロ: ガスコンロの点火、火力調節を確認します。点火がスムーズにできるか、火力が安定しているかを確認しましょう。
  • その他: ガス警報器の設置場所、動作も確認しましょう。

4-5. 換気システム

換気システムは、室内の空気を入れ替えるための設備です。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • 換気口: 各部屋の換気口の位置、数を確認します。換気口の開閉、フィルターの状態も確認しましょう。
  • 換気扇: 換気扇の動作を確認します。異音がないか、正常に作動しているかを確認しましょう。
  • 24時間換気システム: 24時間換気システムの運転モード、風量などを確認します。正しく作動しているか確認しましょう。
  • その他: 換気システムのメンテナンス方法も確認しておくと良いでしょう。

5. 傷や汚れのチェックポイント

内覧会では、新築住宅に傷や汚れがないかを確認することも非常に重要です。見つけにくい場所に傷や汚れがある場合もあるため、隅々まで丁寧にチェックしましょう。ここでは、傷や汚れのチェックポイントを、場所ごとに詳しく解説します。

床は、日常生活で最も傷つきやすい場所の一つです。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • キズ: 表面にキズがないか、光を当てて確認します。深いキズや広範囲にわたるキズは、修繕が必要になる場合があります。
  • ヘコミ: 重いものを落としたことによるヘコミがないか確認します。ヘコミがあると、見た目が損なわれるだけでなく、床材の耐久性も低下する可能性があります。
  • 汚れ: 表面の汚れ、シミがないか確認します。特に、水拭きできない床材の場合は、汚れが残ると目立ちやすくなります。
  • 隙間: フローリングの場合、隙間がないか確認します。隙間があると、そこからホコリや湿気が入り込み、床材の劣化を早める可能性があります。

壁は、キズや汚れが目立ちやすい場所です。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • キズ: 表面にキズがないか確認します。クロスの場合、引っかきキズや、物をぶつけたことによるへこみがないか確認しましょう。
  • 汚れ: 表面の汚れ、シミがないか確認します。手垢やタバコのヤニなど、汚れの種類によっては、落ちにくいものもあります。
  • 色むら: 壁全体の色むらがないか確認します。照明の当たり方によって、色むらが目立つ場合があります。
  • クロスの浮き・剥がれ: クロスの浮きや剥がれがないか確認します。特に、角の部分や、継ぎ目の部分は、剥がれやすいので注意が必要です。

建具(ドア・窓など)

建具は、開閉時にキズがつきやすい場所です。以下の点に注意してチェックしましょう。

  • キズ: 表面にキズがないか確認します。ドアノブや鍵穴の周りは、キズがつきやすいので注意が必要です。
  • 汚れ: 表面の汚れがないか確認します。手垢や、水滴の跡などが付着している場合があります。
  • 枠との隙間: ドアや窓と、枠との間に隙間がないか確認します。隙間があると、気密性や断熱性が損なわれる可能性があります。
  • 開閉: ドアや窓の開閉がスムーズにできるか確認します。開閉がスムーズでない場合は、調整が必要になる場合があります。

その他のチェックポイント

上記以外にも、以下の点もチェックしておきましょう。

  • 天井: 汚れやシミがないか確認します。照明器具の周りは、汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
  • 収納内部: 棚板や内部に、キズや汚れがないか確認します。可動棚の場合は、正常に動くか確認しましょう。
  • 設備: エアコンや換気扇などの設備に、キズや汚れがないか確認します。正常に作動するかどうかも確認しましょう。

傷や汚れを発見した場合は、写真に残し、修繕を依頼しましょう。修繕箇所は、引き渡し前に必ず確認し、納得してから引き渡しを受けるようにしましょう。

図面との照合

図面との照合は、内覧会で非常に重要なチェック項目の一つです。新築住宅が、設計図通りに建てられているかを確認することは、後々のトラブルを未然に防ぐために不可欠です。図面と実物の相違点を見つけることで、施工不良や設計ミスを発見し、是正を求めることができます。

図面の種類

図面と一言で言っても、様々な種類があります。内覧会で照合に使う主な図面は以下の通りです。

  • 配置図: 建物全体の配置や、敷地との関係が示されています。
  • 平面図: 各階の部屋の間取りや、窓、ドアの位置などが記載されています。
  • 立面図: 建物の外観(正面、側面、背面など)が描かれています。
  • 矩計図(かなばかりず): 建物の構造や、各部分の高さ関係が示されています。
  • 設備図: 電気配線図、給排水管図など、設備に関する情報が記載されています。

これらの図面を事前に準備し、内覧会に臨みましょう。

照合のポイント

図面との照合では、以下の点に注意してチェックを行いましょう。

  • 間取り: 部屋の広さ、壁の位置、窓やドアの位置が、図面通りであるかを確認します。メジャーを使って、実際に寸法を測ってみるのも良いでしょう。
  • 設備: コンセント、スイッチ、照明器具の位置や数、種類が、図面通りであるかを確認します。設備図と照らし合わせながら、漏れがないか確認しましょう。
  • 建具: ドアや窓の種類、サイズ、開閉方向が、図面通りであるかを確認します。
  • 高さ: 天井の高さ、カウンターの高さなどが、図面通りであるかを確認します。
  • その他: 図面に記載されている設備や仕様が、実際に設置されているかを確認します。例えば、オプションで追加した設備などが、きちんと反映されているかを確認しましょう。

照合時の注意点

図面と実物を照合する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 図面のバージョン: 最新の図面を用意し、内覧会で使用しましょう。設計変更が行われている場合、古い図面を使用すると、誤ったチェックをしてしまう可能性があります。
  • 図面の読み方: 図面の記号や、専門用語の意味を理解しておきましょう。分からない場合は、担当者に質問しましょう。
  • 記録: チェックした結果を、図面にメモしたり、写真に残したりして、記録しておきましょう。後で修繕を依頼する際に、根拠となります。
  • 焦らない: 時間をかけて、丁寧にチェックを行いましょう。焦ってチェックすると、見落としが発生しやすくなります。

図面との照合は、専門的な知識が必要な場合もありますが、上記のポイントを押さえて、丁寧にチェックすることで、多くの問題点を発見することができます。もし、自分だけでのチェックに不安がある場合は、専門家(建築士など)に同行を依頼することも検討しましょう。

7. 内覧会後の対応

内覧会が終わった後も、やるべきことはいくつかあります。修繕依頼や引き渡しなど、新居での生活を始めるための大切な手続きです。ここでは、内覧会後の対応について、具体的に解説します。

7-1. 不具合箇所の修繕依頼

内覧会で発見した不具合箇所は、必ず修繕を依頼しましょう。修繕依頼の方法や注意点について解説します。

修繕依頼の方法:

  1. 報告書の作成: 内覧会でチェックした不具合箇所をまとめた報告書を作成します。写真も添付すると、より具体的に伝わります。
  2. 修繕箇所の特定: 不具合箇所を具体的に特定し、どの部分をどのように修繕してほしいのかを明確にします。
  3. 連絡: 報告書を、施工業者または販売会社に提出し、修繕を依頼します。連絡方法(電話、メールなど)や、担当者を確認しておきましょう。
  4. 修繕の確認: 修繕が完了したら、必ず立ち会って確認しましょう。修繕箇所が図面通りになっているか、きちんと直っているかを確認します。必要であれば、再修繕を依頼します。

修繕依頼の際の注意点:

  • 期限: 修繕依頼には、期限が設けられている場合があります。事前に確認し、期限内に依頼するようにしましょう。
  • 記録: 修繕依頼の内容や、業者の対応について、記録を残しておきましょう。メールのやり取りや、修繕箇所の写真などを保管しておくと、後々のトラブルを防ぐことができます。
  • 第三者の立ち会い: 必要に応じて、第三者(建築士など)に立ち会ってもらい、修繕状況を確認してもらうのも良いでしょう。

7-2. 引き渡し

修繕が完了し、問題がなければ、いよいよ引き渡しです。引き渡しの流れや、注意点について解説します。

引き渡しの流れ:

  1. 最終確認: 鍵を受け取る前に、修繕箇所を含め、建物の最終確認を行います。問題がなければ、引き渡しに進みます。
  2. 書類の確認: 契約書、保証書、設備の取扱説明書などを受け取ります。内容をしっかりと確認し、不明な点があれば質問しましょう。
  3. 鍵の受け渡し: 鍵を受け取り、新居での生活が始まります。
  4. 設備の確認: 設備の使い方や、メンテナンス方法について説明を受けます。分からないことがあれば、遠慮なく質問しましょう。

引き渡しの際の注意点:

  • 残代金の支払い: 引き渡しの際に、残代金を支払います。支払い方法や、期日を確認しておきましょう。
  • 火災保険の加入: 引き渡し前に、火災保険に加入しておきましょう。万が一、火災や自然災害が発生した場合に、損害を補償してくれます。
  • 近隣への挨拶: 引き渡し後、近隣の方々へ挨拶をしておきましょう。今後の生活を円滑に進めるために、大切なことです。

自分でできる!内覧会チェックリスト(ダウンロード)

内覧会でのチェックは、新築住宅の品質を左右する重要なポイントです。しかし、どこをチェックすれば良いのか、どのように記録すれば良いのか、迷ってしまう方もいるかもしれません。そこで、この記事では、内覧会で役立つチェックリストをダウンロードできるようにご用意しました。このチェックリストを活用することで、内覧会をスムーズに進め、見落としを防ぐことができます。

チェックリストのダウンロード

以下のリンクから、内覧会チェックリストをダウンロードできます。ご自身のパソコンやスマートフォンに保存して、内覧会にご活用ください。

[チェックリストのダウンロードはこちらから]

9. 内覧会に関するよくある質問

内覧会に関する疑問は尽きないもの。ここでは、新築内覧会でよくある質問とその回答をまとめました。事前に疑問点を解消し、内覧会に臨みましょう。

内覧会に関するよくある質問

Q1: 内覧会には何時間くらいかかりますか?

A1: 一般的に、内覧会にかかる時間は1時間~3時間程度です。建物の規模やチェックする内容によって異なります。事前に、内覧会の所要時間について、担当者に確認しておくと良いでしょう。

Q2: 内覧会に、子連れで行っても良いですか?

A2: もちろん、子連れでの内覧会も可能です。しかし、小さなお子さんの場合、集中力が続かないことや、思わぬケガにつながる可能性もあります。安全面に配慮し、大人がしっかりと見守るようにしましょう。事前に、子供が遊べるスペースや、休憩できる場所があるかを確認しておくと良いでしょう。

Q3: 内覧会で、写真撮影はできますか?

A3: 写真撮影は可能です。気になる箇所や、チェックポイントを記録するために、積極的に写真や動画を撮影しましょう。ただし、フラッシュの使用や、他の入居者のプライバシーに配慮し、許可を得てから撮影するようにしましょう。

Q4: 内覧会で、メジャーは必要ですか?

A4: メジャーは、間取りや設備のサイズを確認する際に役立ちます。特に、家具の配置などを検討している場合は、事前にメジャーで測っておくと良いでしょう。

Q5: 内覧会で、図面は必要ですか?

A5: 図面は、間取りや設備の配置を確認するために必須です。図面と実物を照らし合わせながら、設計図通りに施工されているかを確認しましょう。また、図面に記載されている内容と、実際に設置されている設備が一致しているかを確認することも重要です。

Q6: 内覧会で、気になる箇所が見つかった場合はどうすれば良いですか?

A6: 気になる箇所が見つかった場合は、その場で担当者に伝え、修繕を依頼しましょう。修繕箇所を写真に記録し、修繕の進捗状況を確認することも大切です。修繕が完了したら、再度内覧を行い、修繕箇所がきちんと直っているかを確認しましょう。

Q7: 内覧会で、専門家(建築士など)に同行してもらうことはできますか?

A7: 専門家に同行してもらうことで、専門的な視点からチェックしてもらうことができます。自分だけでは見つけにくい問題点を発見できる可能性もあります。専門家への同行を希望する場合は、事前に業者に相談し、手配してもらいましょう。

Q8: 内覧会で、契約前に変更できることはありますか?

A8: 契約前であれば、設備の仕様変更や、間取りの変更など、様々な変更が可能です。ただし、変更内容によっては、追加費用が発生する場合もあります。変更を希望する場合は、早めに担当者に相談しましょう。

Q9: 内覧会で、照明器具は点灯確認できますか?

A9: 照明器具は、点灯確認を行い、明るさや色合いに問題がないかを確認しましょう。特に、ダウンライトや間接照明などの場合は、実際に点灯した状態を確認し、雰囲気を確かめることが重要です。

Q10: 内覧会で、建具の開閉は確認できますか?

A10: 建具(ドアや窓など)の開閉は、スムーズにできるか、建て付けに問題がないかを確認しましょう。開閉がスムーズでない場合は、調整が必要になる場合があります。また、鍵の開閉や、窓のロック機能なども確認しておきましょう。

これらの質問と回答を参考に、内覧会での疑問を解消し、安心して新居の引き渡しを受けてください。

10. まとめ

新築内覧会は、新居での生活を安心して始めるための重要なステップです。この記事では、内覧会の目的から準備、当日のチェックポイント、そして内覧会後の対応まで、一連の流れを詳細に解説しました。

新築内覧会では、図面との照合、建具や設備のチェック、傷や汚れの確認など、多くの項目をチェックする必要があります。

この記事で紹介したチェックリストや注意点を参考に、ぜひご自身で内覧会に臨んでみてください。

万が一、問題点が見つかった場合は、遠慮なく修繕を依頼し、納得のいく状態で引き渡しを受けてください。

新居での快適な生活のために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。